3日間で九州の観光列車+αを乗りつくし!②
2013年9月6日
こんにちは。西★鉄男です。8月23日(金)~25日(日)に催行しました、「九州観光列車乗りつくしの旅」レポート、1日目のブログが好評でした。
続いて2日目のレポートです!
行程2日目、8月24日(土)は、鹿児島中央駅からスタートです。
皆様ご存知の通り、この駅は以前「西鹿児島駅」でした。
私、西☆鉄男の思い出話ですが、幼い頃、特急やブルートレインの行き先が、「鹿児島」ではなく、「西鹿児島」なのはなぜなのか、不思議に思ったものでしたが、「西鹿児島」が市の中心に近いからということを知ったのはずっと後のことでした。
全国的に見ても、「東萩(山陰本線)」「東能代(奥羽本線)」などの例もありますね。
さて、この日は「きりしま4号」からスタート。
九州新幹線全通前まで、「リレーつばめ」や、「有明」で使われていた、787系です。
1両のうち、半室がグリーン車のタイプ。 南宮崎まで、2時間少し。
単線なので、あまりスピードは出ませんが、その分風光明媚な景色をゆっくりとながめることができます。
そして、南宮崎からは、観光特急「海幸山幸」で、日南線を下ります。
先頭車へ行ってみると、子供達が占拠(笑)。やはり夏休みですね! 車内は、木目調にまとめられ、 車窓には、美しい日南海岸が展開! 車両や、 車内ののれんにも、 JR九州さんのこだわりをひしひしと感じます。
車内では、アテンダントのお姉さんによるジャンケン大会、 (注)画像掲載にあたり、JR九州様の承認をいただいております。
そして「海幸山幸」伝説の紙芝居もはじまり、 一同、全く退屈することもなく、楽しませていただきました。 そして飫肥駅に到着後は、貸切バスで隼人駅まで移動!
実は、このバスで鉄道空白地帯をつないだことで、今回のツアーが実現できたのです!
個人手配では不可能な世界! 途中、休憩をはさみ、隼人駅へ。
ここから肥薩線の観光特急「はやとの風4号」で、吉松へ向かいます。 一般型気動車キハ47を、特急仕様に変えてしまう発想、ひと昔前では到底及びもつきませんでした。 そして、ツアー参加者には、ここでも名物駅弁、百年の旅物語「かれい川弁当」が配られます! 竹皮製のお弁当箱の中に「ガネ」(鹿児島弁でカニの意)と言われるさつま芋入りのてんぷらやコロッケ、椎茸とたけのこが載った味ご飯が詰められ、素朴で懐かしい味わいです。 ゆっくり駅弁を食べながら車窓でも、と思いきや、列車は嘉例川駅に到着。 ここは、蒸機時代のままの古い木造駅舎が残っていることでファンの間では人気の駅。子供よりも大人の方が忙しく動き回っていました(笑)。
そして、吉松で、「しんぺい4号」に乗り継ぎます。 真幸、矢岳、大畑と、各駅に数分ずつ停車、乗客もホームにおり、背のびをしたり、撮影をしたり。 この区間、日本三大車窓のひとつに数えられるだけあって、その眺めも圧巻! ちなみに、あと2つは、北海道・根室本線の狩勝峠、長野県・篠ノ井線の姨捨山となります。
矢岳では、駅前隣接のSL展示館を覗く余裕も。前日乗った「指宿のたまて箱」と同じようなデザインの服を着た人もいますね(笑)。 スイッチバックにループ線、肥薩線のハイライトを存分に楽しんで、人吉に到着。
さらに、人吉からは、「九州横断特急8号」で、熊本へ。
(注)駅構内の踏切渡り通路より撮影。 この列車は、これまで乗って来た「観光特急」「観光列車」ではなく、普通の特急。 当たり前にスピードを出し、右に左に球磨川を眺めながら熊本へとひた走ります。
熊本には、定刻に到着。
この日も駅前のホテルに宿泊、ここで2日目の行程は終了です。
3日目、ラストの行程に続く。
次回もお楽しみに♪