国内旅行・海外旅行の予約なら西鉄旅行

東武鉄道SL復活運転プロジェクト

SL大樹

SL大樹

レトロの世界へ出発進行!12.4Kmのタイムスリップ小旅行

東武鉄道SL復活運転プロジェクト

みんなの想いがひとつになってはじまったプロジェクト。

「鉄行産業遺産の保存と活用」・日光鬼怒川エリアの「地域の観光活力創出」を目指し、プロジェクトが動き出しました。 その背景にはSLを走らせたいと思いを持った、様々な方々のバックアップがあり、実現に至りました。

日本有数の観光エリアである日光鬼怒川。沿線地域の人口が減少し、地方創生に向けた動きが進む中、鉄道会社としての地域活性策を模索してきた東武鉄道。そんな中、下今市駅構内に旧転車台の遺構が確認されたのをきっかけに、「鉄行産業文化遺産の保存と活用」という観点から、鉄道会社ならではの策『SL復活運転』事業に挑戦することとなったのです。

東武鬼怒川線とSLの歴史

今回、下今市駅-鬼怒川温泉駅間でSLが復活運転を果たすわけですが、復活とは即ち、過去にもこの沿線をSLが走っていたことを意味します。

この沿線で最後にSLを運行していたのは、鬼怒川線・新高徳駅から東北本線・矢板駅間を結んでいた東武矢板線。昭和4年10月に全線開通した矢板線は当初、下野電気鉄道の路線として、全線開通当初は下今市駅から東武鉄道のSLが直通運転を行い、資源輸送を行っていました。

その後、昭和18年5月に同区間を東武鉄道が買収、東武矢板線となった後も、ベイヤー・ピーコック社製やネルソン社製の機関車を主力機として運行し、沿線地域では「ポッポ汽車」として永く親しまれました。

しかしながら、客車1両と貨車をSLが牽引する素朴な、沿線の一部であった光景も、時代の流れに押される形で、昭和34年6月30日東武矢板線廃止と共に過去のものとなり、この沿線でSLが走ることはなくなりました。また、昭和41年6月に東武線内でのすべてのSL運行が終了し、東武鉄道におけるSLの歴史が終焉を迎えたのでした。

「SL大樹=繋がる想い」。

沿線地域、鉄道会社の枠を超えて復活運転を目指す!

この復活運転は、東武鉄道単独で完結することは不可能であり、多方面の枠を超えたつながりがあったからこそ、そしてSLを復活させたいという思いがあったからこそ成しえたプロジェクトなのです。

SL「大樹」の顔C11-207蒸気機関車は北の大地JR北海道から、また機関車の方向転換の際に使用する転車台はJR西日本・山口県/広島県から、お客様にご乗車いただくブルーの客車14系はJR四国・香川県から・・・と、日本各地から集結し、復活運転を盛り上げます!

C11形207号機

1941(昭和16)年12月26日に日立製作所笠戸工場にて製造されたC11形蒸気機関車。 現役当時は北海道で使用され、1974(昭和49)年に廃車となっていました。静態保存され余生を送っていましたが、2000(平成12)年からJR北海道が動態保存機として使用を開始し、「SLニセコ号」を中心として「SL冬の湿原号」、「SL函館大沼号」などに使用されました。 北の大地から活躍の場所を移した歴史ある車体は、日光・鬼怒川エリアを駆け抜けます。

14系客車

旅情かき立てる、ブルーの車体が印象的な14系客車が、皆様を昭和レトロでノスタルジーを感じさせるSLの旅に誘います。内装は当時を彷彿とさせる青いモケット、SLの旅を快適にご利用いただけるようトイレ等のリニューアルを行い、皆様の乗車をお待ちしています。また、JR四国から譲り受けた14系ですが、JR全体を見てもその残数はわずかとなり、なかなか乗車の機会もないはずです。客車列車黄金期を思い出しながら乗車すれば、旅情もさらに盛り上がるでしょう。

大樹と日光東照宮

SL「大樹」という名前には、世界遺産・日光東照宮から連想する将軍の別称である尊称、東武鉄道といえば、お膝元にある「東京スカイツリーR」を連想させることから、力強く大きく育ってほしいとの思いを込めて名付けられました。

ヘッドマークには、C11形らしく3つの動輪を配置、その上に力強い「大樹」の文字が踊ります。 3つの動輪には、日光・鬼怒川温泉・今市の3エリアが連動し、地域活性につなげていくという思いが込められています。

日光東照宮

日光東照宮は、1617(元和3)年徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社です。徳川家康は世の中に秩序と組織を形成し、学問を勧め産業を興し、江戸時代260年間にわたる平和と文化の礎を築き、近代日本の発展に多大な貢献をされました。

陽明門

2017年3月10日大改修を終え、44年ぶりに本来の輝きを取り戻した、国宝「陽明門」は、「日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられています。いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。

ついに復活!東武鉄道SL「大樹」に乗車! SL大樹 世界遺産・日光東照宮&中禅寺湖を散策!

東武鉄道SL復活運転プロジェクトで叶う夢の12.4Km!!鬼怒川温泉駅から下今市駅まで30分SL「大樹」を大満喫!!

ツアーのポイント

SLの音・匂いそして、黒く光る勇ましさを体感!

  • 鬼怒川温泉駅から下今市駅まで、大樹の「指定席」をご用意!
  • 鬼怒川温泉駅では、たっぷり60分滞在!転車台でのSLの方向転換をご覧いただけます!
  • SL乗車中は、バスが皆様のお荷物をお預かり!身軽に必要なお荷物だけを持ってご乗車ください!
  • 指定席
  • 方向転換
  • お荷物お預かり

SL「大樹」を満喫したら到着地の日光で散策

  • 世界遺産・日光東照宮を散策
    日光東照宮

    「昭和の修理」以来44年ぶりの「平成の大修理」を終えたばかりの本来の輝きを取り戻した「陽明門」や「三猿」「眠り猫」を自由散策!

  • 日光の避暑地「中禅寺湖」を散策
    中禅寺湖

    海抜高度1269m。日本屈指の高さを誇る湖、中禅寺湖畔を自由散策! 風を感じながら、モーターボートや遊覧船に乗って、湖上からの眺めを満喫してみてはいかがでしょうか。